株式会社フォンテック様から2018/12/21発売のNHK交響楽団メンバーによるホルンアンサンブルのCD「The Ascension アセンション」が届きましたので、簡単にレビューしてみようと思います。
冒頭から「これはスゲェーッ!」と衝撃を受けるサウンド。とにかく凄い、凄い以外の言葉は要らない感じがしますがそれだけだとなんなのでもう少し。
同属アンサンブルだとフルート、クラリネット、サクソフォーンなどの木管勢や金管だとトロンボーンなんかが多くてホルンアンサンブルってそんなにCDも出ないのですが、このCDを聴いてしまうと「ホルン最高、ホルンこそ至高」みたいな気分になります。
美しいハーモニー、見事にブレンドされたサウンド、なんともいえない迫力、「あ、神様が降りてきた」って感じですね。表現の幅も広いし、いやあホルンアンサンブル、(名手が揃えば)めちゃめちゃ面白い。
そういったホルンの美しさや表現力の幅広さを伝える選曲もお見事です。
室内楽愛好家にも聴いてほしいですし、ホルン奏者はもちろん必携・必聴・神棚行き。
目を閉じれば俗世を離れられる、そんなアルバムです。
こちらのCDは(もちろん)Wind Band Pressと同じくONSAが運営するストア「WBP Plus!」でもお取り扱いしています。
レビュー:梅本周平(Wind Band Press)
商品詳細は以下の通り。
▼レーベルより
NHK 交響楽団の現役ホルン奏者全員による贅沢なアンサンブルの登場です!
2016 年に始まったN 響ホルンセクションによる活動ですが、当初はカルテット、2017 年にはクインテット、そしてついに2018 年、全員参加のゼクステットが実現いたしました。
この編成のためのオリジナル曲と名曲の編曲版を折りまぜて、ホルンアンサンブルの魅力とN響ホルンセクション伝統の響きが余すことなく展開されています。
当代きっての名手達の好演を是非お楽しみください。
品番:FOCD20115
定価:¥2,800+税
発売日:2018/12/21
メーカー:株式会社フォンテック
演奏:NHK 交響楽団メンバーによるホルンアンサンブル
今井 仁志/福川 伸陽/木川 博史/勝俣 泰/石川 直城/野見山 和子
収録内容:
バスラ―:アセンション
バッハ(ターナー編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ヘンデル(マーティネット編):「水上の音楽」より6 つの小品
ケルコリアン:ファンファーレとフーガ
クロル:タウゲニヒツ組曲
メンデルスゾーン:プレスト
ワーグナー(ハンソン編):「ローエングリン」よりエルザの大聖堂への行列
ワーグナー(フランスマン編):パルジファル・ファンタジー
モーツァルト(マーティネット編):アヴェ・ヴェルム・コルプス
収録:2018 年5 月6~8 日 稲城市立i プラザ
こちらのCDはWind Band Pressと同じくONSAが運営するストア「WBP Plus!」でもお取り扱いしています。
協賛
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